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ビデオ・映像関連用語集/H

ビデオに関する専門知識から
一般的に使われる単語を掲載

H

Hシフト(Horizontal Shift)

編集開始点において、前後のシーンのカラーフレームが合っていない状態で編集された場合、モニタ画面上で瞬間画面が横方向に動く現象をいう。フェーズシフトともいう。

Hズレ

水平同期信号の位相ズレをいう。VTR、カメラ、スイッチャ等と基準同期信号に対し、再生同期信号の水平方向の位相ズレをいう。

Hフェーズ(Horizontal Phase)

水平位相のこと。水平同期信号と基準水平同期信号間の位相関係をいう。

HD1D(1インチHD)

HDTVのデジタルコンポーネント方式VTR。
1インチメタルオープンリールテープを使用。HDTVコンポーネントの輝度信号(Y)を74.25MHz、2つの色差信号(Cb,Cr)をそれぞれ37.125MHzでサンプリングした信号を非圧縮記録する。14インチリールテープの最長記録時間は96分。

HDCAM

HDTVのデジタルコンポーネント方式VTR。1/2インチメタルカセットテープを使用。HDTVコンポーネントの輝度信号(Y)を74.25MHz、2つの色差信号(Cb,Cr)をそれぞれ37.125MHzでサンプリングした信号を約1/7圧縮記録する。カセットはM, Lの2種類があり、テープの最長記録時間は124分。

HD DVD

現行のDVDを超える容量を実現する、いわゆる「次世代DVD」の規格の一つ。片面で20GB、両面で40GBのデータが記録できる。主な協賛社に東芝・NEC・サンヨーなどがある。現行DVDとの互換性を持つ。

HID ランプ(High Intensity Discharge Lamp)

ハロゲンライトに代わる新世代のライトで、従来のライトがいわゆる電球だったのに対し、キセノンガスを充填したバルブに高圧電流を放電して発光するという蛍光灯のようなライト。
タルハライドランプ、高圧ナトリウムランプ、水銀ランプの総称。特徴として発光部が小さくて輝度が高いこと、光束が大きく効率の高いこと。

Hi8

1988年に発表された8ミリビデオのハイバンド使用。ノイズの 少ない高S/N比と水平解像度約400本を実現した。SONY開発。

HMIライト

オスラム社(独)の商品名。メタル ハライドランプの仲間である。希土類系のアルゴンガスと水銀ガスの発光を利用したランプである。特徴として寿命は比較的短いが、高効率で演色性(色の再現性)に優れているため(5700k)、舞台など演出照明や太陽光に近い明るい光を生み出すのでセットの窓外などに主に使用される。

HomePNA(Home Phoneline Networking Alliance)

1998年に3Com、コンパック、ルーセント、AT&T、HP、AMD、IBM、Intel、コネキサント、 Tut、エピグラムの11社により設立された、配線済みの電話線を用いたホームネットワークの伝送規格を決める業界団体。また、この仕様の名前ともなっている。
同団体の規格はTut Systems社の電話線LANシステムであるHomeRunを基礎としており、屋内の電話線を利用して通話を妨げることなく数Mbpsの高速なデータ通信を実現する。
現在のバージョン2.0では10Mbpsの伝送速度となっている。

HTML(HyperText Markup Language)

タグ(tag)と呼ばれる英語にもとずく記号と文字を組みあわせることによって、そのドキュメント中の文字や絵がどのように表示され、ドキュメント同士がどのようにリンクするかを記述する言語のこと。
HTMLはもともとSGMLの部分集合として策定されたが、現在はSGMLの目的とはかなり異なる、独自の進化を遂げるに至っている。

HQ(High Quality)

VHS方式VTRにおける高画質化を従来の機種と互換性を損なうことなく実現させる為、次の4項目の1と2〜4のどれかひとつを組み合わせて採用するとHQの名称をつけられる。
1. ホワイトクリップレベル20%アップ
2. ディティールエンハンサにより細かな部分の再現性の向上
3. 輝度バーチカル回路により輝度S/Nの向上
4. カラーバーチカル回路又はリカーシブ回路によるカラーS/Nの向上。

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